トップメッセージ
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南海電気鉄道株式会社
常務執行役員 CSO
事業戦略グループ長
eスタジアム株式会社
代表取締役松本 保幸
eスポーツを通して誰もがもっと輝くことができる、
活力のある沿線地域へ
南海電鉄は今、中期経営計画「共創 140 計画」を掲げ、公共交通事業とまちづくり・不動産事業に次ぐ第 3 の柱として、 新規事業への取り組みを加速させています。その一環として、eスポーツ事業に 2021 年より参入し、よりスピード感をもって当事業を推進するべく、eスタジアム株式会社は2022年4月に、南海電鉄グループ企業として創業いたしました。
鉄道会社の未来への取り組みが、なぜ「eスポーツ」なのか。その理由は、南海電鉄グループのこれまでの歩みにあります。
南海電鉄および eスタジアムが本社を構える「難波」 は、 興行文化始まりの土地として栄え、古くより大阪の街を盛り上げてきました。 南海電鉄はその一翼を担い、 戦後 5 年後には大阪スタヂアムを設立。街の復興に並行して、 野球文化の醸成とともに青少年の健全な育成に寄与してきた歴史があります。
そして今再び、その DNA を受け継いだ事業として取り組み始めたのが「eスポーツ」 です。大阪スタヂアムがあったまさにその場所に、 時を経て私たち南海電鉄が、 21 世紀は「eスポーツ」で新しい文化を醸成し、若い世代をはじめとする幅広い世代が、集い、楽しみ、滞在できる「難波」で、新時代のエンターテインメントシティの創造を実現いたします。
eスポーツは若い世代を中心に、その市場は年々拡大を続け、今はプレイヤーだけが楽しむものではなく「観戦する」「好きな選手を応援する」といった、スポーツ・競技、そしてカルチャーとしての概念へと変わり始めています。そんな eスポーツを、性別や年齢、世代を超えて楽しめるエンターテインメントとして、文化として、地域の皆さまとともに、育てていきたいと思っています。
eスポーツには、私たちにもまだまだ計り知れない力があると思います。これからも南海電鉄および e スタジアムは、難波エリアのみならず、沿線地域を中心に、eスポーツイベントの開催や誘致を行うことで、そこに訪れる人々の流れを創り、そのことが地域経済の活性化に寄与し、沿線価値の向上につながる、そんな事業に育てるべく努力してまいります。
「eスポーツを、性別や年齢、世代を超えて楽しめるエンターテインメントにしたい」
そんな強い想いで、この事業を育ててまいります。
今後とも、皆さまのご支援のほどを、どうぞよろしくお願いいたします。
eスタジアム株式会社
代表取締役池田 浩士
勝ち取った自由にこそ意味がある。
世界に挑み続けるeスタジアムの創業者。
2018年のeスポーツ元年から早くも6年という時が過ぎました。
私がeスタジアムというeスポーツ専門のお店を開業してからこれまでの間にeスポーツが持つ可能性とこの業界の課題を目の当たりにして参りました。
「eスポーツはスポーツであるのか」という議論に始まり、ゲーム依存、引きこもりなどの健康面における課題も含めて、eスポーツ業界を歩んできた道の中で深く考えさせられるものばかりであります。
これからの時代は”WEB3.0”の時代と呼ばれ、現実世界だけではなく、インターネットや仮想空間上で物事を発見し、考え、行動し、さらには愛を築き友と絆さえも作れる時代がやってきました。
今私が考えるeスポーツは、電子機器を用いた競技性のあるゲームという領域を超え、「仮想空間上でアバターを用いてフィジカル能力を競う」というWEB3.0の時代にふさわしい競技となりました。
さらに、私がeスポーツ事業を始めた時から掲げております、eスポーツのキャリア化を実現できる時代ともいえます。
eスポーツ選手を志す子どもたちが学ぶことは、決してゲームの技術だけではありません。グローバルなコミュニケーション能力、チームビルディング、礼に始まる教養や教え、道徳といった我々が社会を生きていくために必要不可欠なことを学びます。
「eスポーツ選手にはなれなかったけれども、eスポーツ選手を目指して良かった」と思える世界を、この事業を通して創造したいと強く願い日々経営に向き合っております。
eスタジアム株式会社は、将来WEB3.0の世界で活躍する子どもたちやこの世界を築きあげられた高齢者の方々を誰1人として取り残すことなく、社会課題の解決に日々向き合い行動し続けます。
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